FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

馬屋

私は小学校6年生のころに、一人部屋がもらえました

私の実家のつくりは、昔の農家の家で
玄関を入ると20畳ほどの板の間があり、
板の間をはさんで向かって左側が座敷空間、
右側が台所やお風呂、トイレなど
生活に使うものが揃っている部屋が集まっていました

私の新しい一人部屋は、
右側の生活に使うものが集まっている方の
馬屋があったところを改装してつくられました

それも、私の同意は全くなく
作っている間も何をしているのかいまいちわかっていませんでした

いざ出来上がり、「ここがお前の新しい部屋や」と言われて
私は、(捨てられたんだ)という感覚になりました

みんなが寝るときに行く座敷は左側、私だけが右側
間には、20畳もの板の間の空間

その板の間には、囲炉裏もありましたが、
寝るときには火も消されて誰もいません

寂しくて、寂しくて

夜、みんなが部屋に入った後
母が台所の用事を済ませてお風呂に入り
私の部屋の前を通って自分の部屋に行こうとするとき
母を呼びとめては学校での話や友達の話を延々として
母を足止めしていました

母は、きいているのかそうでないのか、
顔色を特にかえるでもなくぼんやりと、
ただ、うん、うんとうなずき聞いていて、
まるで、私の話が終わるのを我慢して待っているようにも見えました

それでも私は母と一緒にいたくて、
毎日、お風呂上がりの母を呼びとめては
いろんな話をしつづけました

私の話しのネタがつきると、
母はみんなのいる部屋にかえって行きました

何の満足もえられない、ただ寂しい感覚が残る時間でした
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

zukamama

Author:zukamama
夫がうつ病になり、わが子が不登校になったことから、自分の生きづらさが関係していることを知り、回復に向けてやってきたこと、きづいたことを書きづつっています

セッションルーム あなここ
あなここ本の紹介
カレンダー
09 | 2018/10 | 11
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
あなここインターンズ倶楽部
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。